コスモスに 誘われて往く 散歩道  (こうじろう)

 散歩 この言葉には、ゆったりと時の流れる長閑(のどか)な風景のイメージがあります。大時代的に言えば、男性ならステッキを片手に紫煙をた揺らせながら(煙草のけむりとは云わない)、そぞろ歩く姿であり、女性なら着物姿で日傘を差し小鼻に浮いた汗を、白い小さなハンカチで、そっと拭きながら通り過ぎてゆくそんな情景です。これは確かに私の小さい頃実際に見慣れた日常の一齣で、昔の小樽には似合っていました。その頃は嫌煙権も無くむしろハンフリーボガードの主演映画カサブランカでは、この煙草が印象的なシーンの小道具として重要な位置を占めていた時代です。

 一方現在の散歩風景は、男女共ジヤージ姿が大半で、ともすれば小公園を忙しくグルグルと何週かしてノルマ達成とばかりに、そそくさと帰路に着く・・・・そう!!それは昔の心理的な満足を得る散歩ではなく健康管理の一手段であり、糖尿病の予防や将来に不安を抱いての、ボケ対策のようです。

 昭和10年台から戦後にかけては、大半の人々は生活に追われた苦しい時代であった筈ですが、それでもその時代は時間が緩やかに流れていたのかも知れません。それに引き換え今の時代は生活のテンポ速くともすれば自分を見失い勝ちです。だからこそ 
    コスモスに 誘われて往く 散歩路  こんなゆとりの世界があっても良いのではないかと考えます

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